テアティシャンアカデミーの受講生ブログ

長谷澄夫先生が主宰するテアティシャンアカデミーに参加している受講生のブログです

第5回 テアティシャンアカデミー 受講ブログ(午前の部)

こんにちは、かずぽん♪です。

月に1回のテアティシャンアカデミーの講習日、毎月最終水曜日にあるのですが、その日が待ち遠しく感じるようになってきました。

普段、まったく別の仕事をしているので、仕事からも家庭からも離れて、新しい学びの世界に浸れる時間が楽しいです。

受講生の皆さんとも少しずつ距離が近づいてきて、和やかな空気になってきたように感じます。

さてさて、午前のカリキュラムは「前回の振り返り」と「午後の手技講座に向けた座学」でした。

頭蓋骨、タオルを挟んで持ち上げてみる

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当アカデミーでは、頭蓋骨を調整して脳脊髄液の滞りをなくす施術を身につけていきます。

頭蓋骨って、骨だけだとピタっと手のひらのなかに納まってくれるんですが、骨だけの人なんていませんよね。皮膚や髪の毛があるので、骨をとらえる感覚、というのがちょっと難しい。

これは頭蓋骨だけでなく、骨盤も、背骨も筋肉や脂肪がついているので同様に捉えにくくなるのですが…、施術者になるのならば「骨をとらえる」ができて一人前!

少しでもその「骨をとらえる」が分かるように、頭蓋骨のモデルにタオルを挟んで頭皮に見立てて練習をしました。この方法を知っていれば自宅に帰って一人でも練習できますよね。

頭蓋骨モデルがない場合は、ボールやフルーツなどでも代用可能とのことです。

筋肉マニアにはたまらない? 「大腰筋」

 

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「人間の体が大好きなんだな♥」というのがひしひしと伝わってくる、理学療法士でもある内藤先生の座学。私、大好きなんですよね。内藤先生から体のお話を聞くのが。

大腰筋って実は初めて聞く筋肉でした。内藤先生の言葉を借りると「筋肉マニアにはたまらない筋肉」なのだそう(笑)

どこがマニアにはたまらないのか?というと…、その筋肉のくっつき方が立体的で、背骨の内側から太ももの内側に向かって伸びているからなんだとか。

また上半身と下半身をつなぎ、足の動き・脊椎の動きをダイレクトに伝える筋肉と教えていただきました。

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▲太さは、油性ペンの「マッキー」をイメージするとよいみたいです(笑)

 

横隔膜、脾臓、副腎を知る

内臓の役割についても楽しく・わかりやすく教えていただきました。

内臓の役割を知ることで、クライアントに「なぜこうなったのか?」「だからこのお手当をしている」の症状の説明ができるようになるため。

内臓の持つ意味や役割が分からなければ、説得力のある説明はできませんから、毎度「ふむふむ、そうなんだ」と頷きながら聞かせていただいています。

 

とはいえ、ちょっと難しそうな内臓のお話…。きっと苦手意識がある方もいるかもしれませんよね。安心してください。

 

講師のお二方は毎回できるだけわかりやすく、難しすぎないように、でも必要最低限の情報を的確に教えてくれるので楽しく聞くことができています。

今回は、焼き肉屋さんのお肉を例にあげて教えていただいたので、すっと頭にはいってきましたよ(笑)横隔膜は「ハラミ」だそうです。

私が大好きな、ハラミは横隔膜。もう絶対に忘れません!

 

焼肉の話はこのくらいにして、具体的にどんなお話を聞いたのかまとめます。

 

(注)このブログは素人の受講者が書いているので、医学的根拠と違ったことが記載されているかもしれません!そのときはコメント欄までご指摘いただけるとうれしいです。

肺と消化器を分ける横隔膜

身体を横切るように形成されている筋骨格は、たった3つしかありません。①蝶形骨(頭にある)、②横隔膜、③骨盤底筋群の3つ。

そのなかでも横隔膜は、肺と消化器を分け、内臓を支えるようにくっついています。内臓が重たくなると横隔膜が垂れやすくなるため、引き上げるようにお手当することが大切なのだとか。

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免疫を司る脾臓

少し前まで脾臓って「なくなっても大丈夫」と言われるほど存在感の少ない(!?)臓器だったといいますが、ここ最近は、免疫・体力に絶大な影響力があることが研究により明らかになって来たそうです。

脾臓をとってしまうと、明らかに感染症になりやすくなるそう。

血液をろ過して再生させる役割を持っているため、脾臓が機能できないと血液中に入ってきたウイルスや細菌をやっつけることができなくなってしまいます。

ホルモンを分泌する副腎

皮膚科へいくと「ステロイド剤」を処方されることが多くあります。私はアトピーではないですが、ブツブツができたときに処方してもらった薬を見ると「ステロイド」と書かれていることがよくあります。

ステロイドって使いすぎるとよくないイメージがありますが、実は、副腎でステロイドを作っていると教えていただきました。(知らなかったーーー!)

ストレスがかかると対処してくれる頼もしい内臓ですが、ストレスをかけっぱなしにしていると疲れて正しく機能しなくなってしまうそうです。副腎が疲れてしまうと、ステロイドがうまく作れなくなっていしまうんですね。だから皮膚の炎症が広がってしまう。

また、男性ホルモン・女性ホルモン、血圧、血糖コントロールをしているのもこの副腎。

 

疲れたとき、ストレスがたまったときは、この副腎に仮説を立てて対処法を考えることも一手だそうです。

 

午前はこんな風に体の仕組みについての座学を行い、その後は前回の手技のおさらいを。

teatician.hatenablog.com

10時から13時くらいまででしょうか?みっちりと体について深堀りしていただきました。

 

お昼はおいしいお弁当♪

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毎回、用意していただくお弁当もおいしいんです。個人的にはフキの煮物が好きです。渋めですよね(笑)

 

では午後の部のブログもお楽しみに♪