第6回 テアティシャンアカデミー 受講ブログ(午前の部)
こんにちは、かずぽん♪です。
第6回テアティシャンアカデミーは梅雨の真っただ中で実施されました。朝、セミナー会場に入ったときの雰囲気は、はっきり言って「どよーん・・・」とした空気が漂っていました。
口々に「ちょっと調子が悪い・・・」「気分が乗らない」なんてネガティブな言葉もちらほら。みなさん、不調を隠さずに自然体でいるのがいいです・笑。
そんな受講生たちを見て、インストラクターのお二人は「梅雨だから仕方ない、仕方ない!」と寛大に受け止めてくださいました。
それではレポートブログをスタートしまーすっ!
脊椎IDという考え方
▲なんだか長谷先生に似てきたような?(笑) この日はかっこいい雰囲気の内藤先生です。
午前は解剖学のお話を小林先生と内藤先生から教えていただきます。
今回のテーマは「脊椎ID」という考え方。
これまで、手技では背骨の硬さを確認(脊柱のスプリングテスト)していました。
そのスプリングテストに関連した知識として、背骨の硬さを確認することが内臓の状態判断につながることを学びました。
脊椎の中心部には神経が入っているので、柔らかくすることで関連した内臓にも血液が流れやすくなるというお話でした。(ちょっとニュアンスがちがったらごめんなさい!)
例えば…、
胸椎1番に硬さがあれば「心臓」に、腰椎3番に硬さがあれば「大腸」に。…こんな風にそれぞれの脊椎と関連した臓器があり、背骨に硬さがあると血液が流れにくく、それがストレスとなっている可能性があるそう。
脊椎と内臓は相関関係があるから、治療するにあたっての仮説を立てるには一つのヒントとして使えるとのことでした。
カイロプラクティックやオステオパシーにも脊椎IDの考え方はあるそうですが、テアティシャンアカデミーでは再現性の高い手法を伝授してくださっています。
生殖器のはたらきは?
小林先生からは、生殖器に関わる話がありました。これは女の子を育てる私にとって、普段の生活を振り返ってしまう大切な話…。
女性は卵巣にその人の歴史が出てくるそうです。食生活など、小さなときからの積み重ねた習慣が卵巣に出てくるとか。母親としては、できるだけ体にいいものを出してあげないといけないな、と考えてしまいました。小さなときの食習慣とか好みって、その人に根強く残りますからね。
それから、「婦人科疾患」の原因を子宮や卵巣をピンポイントで治療するのではなく、ひょっとしたらほかの臓器に原因があるかもしれないことも学びました。「木を見て、森を見ず」ではないですが、体全体を把握することが大切なんですね。
卵巣・子宮にトラブルがなかったとしても、内臓が下がってくると生理不順や不妊の引き金として考えることもできるそうです。
また、内臓は脳がコントロールしています。卵巣や子宮も脳が指令を出して働いていますから、脳から仙骨までを通る「脳脊椎液」を流れやすくすることで、脳からの指令が届きやすくなることも教えてもらいました。
つまり、これまで重点的に学んできた「脊椎」のお手当は、卵巣・子宮のトラブルにおいても解決策のひとつとして考えられるということですね。
これまで、「子宮のトラブルは婦人科で治療する」ということを当然のごとく考えていましたが、「新しいモノの見方」を知ることができました。
毎回、「ナルホド、こういう考え方があるんだ!」と新しい視点を教えてくださることが、新鮮で楽しいなぁと感じています。毎回、本当に前のめりでお話を聞いてるんですよ^^
あとは前回のおさらいを
頭の重さ、足の重さを確認する方法を学びました。これは施術のビフォーとアフターでチェックするとどれだけ軽くなったのか違いが分かります。
軽くなったというのは、体の流れがよくなったということ。
このように、自分がおこなった施術がお客様の体にどれだけ良い影響を及ぼしているのか?のチェックの方法も丁寧に教えてもらいます。
実際に講座のなかで軽くなっていくこと、変化していくことに、心がウキウキとしちゃうんですよね。
では午前の部はこの辺りで。午後の部のレポートもお楽しみに!
かずぽん♪