2021年テアティシャンアカデミー第1回目午後の部
こんにちは、かずぽん♪です。
2021年テアティシャンアカデミー第1回目午後の部。こちらはお馴染みの長谷澄夫先生のご担当です。
講座の初めに、メモは取らずに集中して頭で覚えるようにすることのお話しがありました。メモ魔の私は・・・<まじですかぁぁぁぁー!>と心で叫びましたが、届いていたかどうか。
なので、ここからのブログは私の記憶との勝負です。先生の思惑と違っていたらごめんなさい。頑張りますね。
1年たって、内容が大幅にアップデートしている!
正直なところ、こういう手技のスクールって毎年同じことを教えているんだと思っていました。(すみません…失礼な話ですよね)
でも、参加してみて感激したのは、内容がアップデートされているということです。まったく新しい技術が増えていたので、私のテクニックも自動的にアップデートできそうで、うれしい限りです。
骨盤ブロックを使った手技
骨盤ブロックを入れて、骨盤の調整を行いました。
1年前はL4やら、PSISの見つけ方から始まったのですが、今回は骨盤ブロックです。骨盤ブロックを入れて、歪みをとる方法を1から解説してもらいました。
ブロックの入れ方、ブロックを入れる正しい位置などなど。
なぜにブロックが出てきたのか、そのブロックを使うことで何が狙いだったのかは、次回の講座で確認したいと思います。
クラニアルは頭の重さをチェック。骨盤と連動していることも確認
クラニアルの手技では、頭の触り方を教えてもらいました。しかし、ここでも去年との違いがありました。
頭蓋骨の伸縮をみる一次呼吸の確認からではなくて、頭を触って手のひらがどのように感じるのかを確認。
真上から前頭骨や頭頂骨を触る方法のほかにも、頭を傾けて、頭を挟むように上下に手の平を置く方法についてもお話しがありました。
新しいやり方を教えていただくことで、もっと自由に施術ができることを伝えていきたいのかな、と予想を立てています。
みんなが喜んだ「かっさ」の登場!
フェイシャルの施術では「かっさ」が登場!
テアティシャンで使っているかっさは、新潟の糸魚川でとれた国産翡翠を使ってできています。このかっさ、いわゆる市販のものよりも厚みがあって、手触りもすべっすべ。
お顔に触れたときの感触も気持ちのいいものでした。
石職人さんが一つ一つ磨き上げているからできるものだそうです。
手技のテクニックもいいですが、このかっさを使うと均等にテンションがかかってすっきり感が違います。
さらに驚いたのは翌日のお肌の質感! お肌がツルっと、ツヤっとするんです。自分へのご褒美に欲しい!
最後に
盛りだくさんの内容で進んでいった、テアティシャンアカデミーの1回目。
講師陣の「新しいことを教えてあげたい!」という気持ちに受講生も圧倒されました!今年も新しいことを学んでいこうと、やる気がみなぎっています♪ さ、家でも復習しよう。
2021年テアティシャンアカデミー第1回目午前の部
みなさん、ご無沙汰しています。かずぽん♪です。
2020年のテアティシャンアカデミーが修了してから数か月。その後、長谷澄夫先生のNSTベーシックコースを受講し、エネルギーのお勉強も少しだけスタートしました。
そして待ちに待ったテアティシャンアカデミーの開校日。今年のテアティシャンアカデミーも、また気持ちを新たにレポートブログを書いていきますね。
小林先生と内藤先生がタッグを組んで2年目になります
今年のアカデミーの講師も、小林先生と内藤先生のナイスコンビが担当してくださいます。まずは講師のお二人の紹介です。
小林清美先生・・・助産師兼整体師として、栃木県にて「すこやかママのいえ」を開業されています。産前産後のママと赤ちゃん、小さな子供たち向けの施術に定評がある、優しく真面目な先生です。
整体の世界に入ったのは、ご自身の不妊治療がきっかけだったそう。「今まで見た中でもっとも悪い骨盤をしている…!」と言われたこともあるほどなんだとか。
そういったご経験もあり、女性特有の症状や妊娠・子宮関連のお話しは、リアルで深みがあってためになることばかりです。そして、パンツ姿が似合う美脚の持ち主です♪
内藤美和子先生・・・美と健康を体現されているような内藤先生です。施術モデルをしてくださるときは、すぐに体が反応してその効果を見える化してくれるという、素晴らしい特殊能力があります。(その姿を見ている私たちは、手技を信じることができるのが良い点だと感じています)
そんな内藤先生も、過去は、救急病棟にお勤めの理学療法士でした。体や骨格の構造をお話ししてくださるときには、わかりやすい比喩を使いながら、マニアックに、そしてこれ以上の楽しく話せる人はいないだろうというくらい、個性的にそして楽しく解説してくださいます。
今年はツイッタラーになるそうです♪ つぶやきをお楽しみに★
このお二方がタッグを組んで2年目の今年、一番最初のお話しはこのような内容でした。
テアティシャンアカデミーの3つのお約束です
1年間、この場所で学ぶときには、下記の3つのお約束を守りながら進めていきます。
①楽しむこと
②自分に嘘をつかないこと
③仲間を大切にすること
「なーんだ、こんなことか。当たり前だよ」と思っている人もいるかもしれませんが、これってとっても大切なこと。
楽しまなければ、新しい知識や技術は身に付きません。何事も自発的に取り組むのって大切ですよね。大人であればわかっているはず。
そして自分に嘘をつかないこと…。これはかずぽん♪的には難しいことだと思っています。例えばこんなことありませんか。
施術の前に、相手が傷つくかもしれないと考えて、体のライン(お尻が下がっているだとかほうれい線があって頬がたるんでいるだとか)の指摘ができないケースがあるんですよね。そういった事実も相手に伝えてあげて、よくしてあげることが大切だと話していただきました。
仲間を大切にすること。テアティシャンは意見交換の時間が毎回あります。そういうときには、受講生たちの意見を尊重すること。「自分が感じたこととは違うけれど、こんな意見もあるのだな」と認めて、受け入れながら進めていくことを約束としてお話しくださいました。
テアティシャンの講座は、プロの整体師も、私のような素人も参加しています。志の部分で、同じ認識で進めていけるのはいいですよね。
「若さ」や「美しさ」を言葉にするとどうなるか?
一見、わかりやすいようで、曖昧さを含んだ「若さ」「美しさ」という形容詞も、具体的にどのような状態を指しているのか言葉に出してシェアしてみました。
・肌がきれい
・雰囲気がステキ
・目が大きくてかわいい
・笑顔がステキ
・スタイルがいい
・ウエストの位置が高い
・髪がきれい
・顔が小さい・・・
などなど、受講生のフェチズムが見え隠れする(⁉)誉め言葉が並びました。感覚的な言葉も、具体的に落とし込むことができるんですね。こういう言葉は、実際に施術をするときのチェックポイントになるそう。
例えば、「目が大きくなりましたね!」とお顔のお手入れの後に言われたらどうでしょうか。施術を受けた側はうれしくなりますし、変化を実感することができます。
感じ方は人それぞれなので、シェアできる時間は気づきがあってありがたいものでした。
テアティシャンアカデミーの真骨頂。CSFドレナージュの座学も
テアティシャンアカデミーの施術は、「脳脊髄液を滞りなく流すこと」が一番の目的にあります。
・なぜ脳脊髄液を流すことが大切なのか
・脳脊髄液が流れるとどうなるのか
・脳脊髄液を流すためにはどうするのか
を惜しみなく話してもらいました。私は時々、自分が何を目的に施術をするのかってわからなくなるのですが、そんなときは、脳脊髄液を流すことという基本に立ち返って考えてみたいと思います。
午後は、長谷先生の技術を学びます。その記事はまた別記事でまとめますね!
ではまたすぐに♪
テアティシャンアカデミー第12回。感動の最終回です!
みなさん、こんにちは。かずぽん♪です。
1年間を通して通ってきた「テアティシャンアカデミー」もいよいよ最終回。
私の感想はいったん置いておいて・・・最終回はどんなことをしたのか振り返っていきましょう!
午前中は、長谷先生の哲学講義です
テアティシャンアカデミーの最終回は、長谷先生の門下生のみなさまも参加して行われました。門下生のある方が私たちを見て、「♥バラ色チーム♥」という表現をしてくださいました。
確かに、一体感もあったし、最終回が近づくにつれて自信もついてきたのか、受講生のみんなからキラキラとしたオーラがにじみ出ていたように感じます。
なぜ「♥バラ色チーム♥」と言われることができたのか?って考えると、もしかしたらこれはすでに年初から計画されてきたことなのかもしれない・・・とも思いました。(長谷先生にはこの景色が見えていたのかなぁ・・・?)
哲学講義のなかでお話して下さったんですけれど、長谷先生がテアティシャンアカデミーのなかで一貫してテーマにしていたことは「次元上昇」だったそうです。(文字にすると、ちょっと怪しい!笑)
0から学んだ私にとっては成長しかなかった1年でした。設定していただいたテーマの通り、「次元上昇」できていたかな^^ 講座の後、「(かずぽん と ともぽん は)予想以上に技術を身につけることができた」とも言っていただけて、なによりも自信になりました。
哲学の話はもっとあるんですけれど、私が文章にするよりもリアルの場で聞いて欲しいーー。
そう思うので、ブログにするのはこのくらいにしておきます。今回は写真もありません。手のひらの可能性は無限大だということだけお伝えしておきますね^^
午後は、学んだテクニックを使って、90分の施術を行いました
午後は私が楽しみにしていた施術です。
私がペアになったのは、実際に治療家として活躍しているO先生。90分ってものすごく長いんですけど・・・、出せるかぎりの力を使って、なんとか行うことができたかな?
それでは、どんなことをしたのか、振り返ってみます!
<施術前の検査>
腰椎のL4を触診してみると、左側に堅さがありました。また、骨盤も左側の動きがもうちょっとあればいいかな?という印象。
そして、脊柱の中央部の弾力が弱めだったかな・・・。
O先生、全体的に左半身がお辛そうでした。
<施術内容>
まずは横隔膜と膵臓をお手当をしました。
横隔膜はふわっと柔らかくなってくると呼吸が深~く、リラックスするので、手応えアリ♪
膵臓が柔らかくなってくると、肝臓の硬さが気になってきたので肝臓も施術。
クラニアルは見よう見まねなところはありますが(笑)、前頭骨と頭頂骨を触って頭が軽くなるように施術してみました。
私のお客様になってくださったO先生も「自分の判断でやって下さい」って優しくサポートしてくれて安心できました!
そのほかにも、エッセンスをつかった施術もやって、O先生の全身をマッサージ。
最後の検査で骨盤の左側の堅さをもうちょっととりたかったので、直接骨盤の調整してみました^^
<結果>
左側の重さ・堅さは軽くなり、頭も軽くなりました!
お顔の血色がよくなり、リフトアップできて大成功^^
ぱっと見の印象が変わりますね!
講座の最後、妊婦さん向け施術のお話を伺いました
テアティシャンアカデミーの最後の講義は、小林先生からの妊婦さんについてのお話をお聞きしました。
施術の仕事にしていると、妊婦さんが来店する機会もあるでしょう。マタニティは、万一のトラブルを考えてか、意外にも施術していただける場所が少ないんですよね。
でもね、私も3人生んできて実感できるんですけど、普通の人と妊婦は変わらないんです。テアティシャンで教えていただいた、脳脊髄液を滞りなく流す施術を行うことで、元気な母胎をつくっていけることを教えていただきました。
また、実際に助産師をしている小林先生だからこそご存じの「現場の声」をお聞きすることもできました。
「逆子には理由がある。無理に逆子を直そうとしても、負担がかかってしまうから、逆子のほうが赤ちゃんの居心地がいい場合もある」
「産後うつを予防するためにも、産後はまず母親の元気を取り戻してあげることが大切」
などなど、助産師目線のメッセージも受け取りました。
質疑応答も盛り上がっていました。お母さんが元気で、健康な赤ちゃんを産むこと。それって、健康な人を増やす根っこの部分なんですよね。
最後に・・・
小林先生がお話してくれたことで、「ここからが本番です。誰かにやってあげて、きれいにしてあげてください」という言葉が印象に残っています。
0から始めたテアティシャン仲間の口からも「開業したい!」という夢が語られるようになりました。私も誰かにやってあげたいなー♥
これからの私の展望としては、テアティシャンの技術にプラスして、少しエネルギーの施術もしてみたい。
「思考は先、現実は後」と内藤先生もお話してくださったんですけど、考えたことは後から現実になります。
きっと。いずれ・・・。
このアカデミーの仲間たちがそれぞれの世界で小さな花を開かせて、美と健康を広めているんじゃないかな。私もその一人になります!
長谷先生、講座の最後にみんなに名刺を作ってくださったんです。「あなたたちは、もうセラピストなんだよ」って言ってもらえたようで、すごく嬉しいプレゼントをありがとうございました!
テアティシャンアカデミー 第11回 午前の部
こんにちは、かずぽん♪です。
1年間を通して学んできたテアティシャンアカデミーも今回を入れてあとわずか。毎回毎回、学びの多い時間を過ごさせていただきました。私のなかでの学びは、テクニックもですが「自分を知る旅」みたいな時間だったな~、と振り返って思います。
きっとそれは小林先生と内藤先生のサポートの力も大きくて、「分からなかったとしてももうできているから大丈夫。自分の正直な気持ちに向き合って迷いをなくしていこう」と終始励ましてくれたからかな。
「あなたはどう思うのか?」
「あなたがやりたいことは何なのか?」
と、自分の考えのままに歩くことにエールを送ってくださるような時間でした。
いろいろなことを思い出しますが・・・、まずは講義のレポートをしていきましょう。今回は写真多めです♪
何よりも最初に面倒を見るのは、クライアントよりも「私」だよ
午前の部は「前回の長谷先生の講義の復習」に徹します。今回は、何をしたのかというと、30秒の制限時間の中で、
・ポジショニング
・状態チェック
・治療
を実施するという、実践そのものでした。
ついつい治療をしたい気持ちが先走ってしまうのですが、内藤先生曰く「ポジショニングが大切だから、まずは時間をかけてでも施術しやすい場所を探すこと」とお話下さいました。自分の面倒は自分で見る。そうしないと患者さんの手当てもできないというコメントは胸に刺さるものがありました。
意見交換を行って「私」を知る
一通り施術が終わった後は、意見交換の時間です。
普段、自分の意見を人の前で話すことってそんなにないのですが、自分の意見をみんなに伝えて、そしてみんなの意見も素直に受け入れます。
キャリアの長い先生達の話、私のような初心者の話・・・、みんなの背景はいろいろなんですね。興味の湧くポジティブな意見を聞いたり、話したりすることで、自分自身が(みんなが)治療中にどんなことを考えているのかが分かるんですね。
ちなみに・・・、私が治療中に思い描いたのは、体の中で何が起こっているのか?でした。
あくまでイマジネーションの世界ですけれど、手塚治虫の「ブッダ」の悟りの部分のようなイメージで、体の細胞に生気が入っていくような感覚なのかなぁ~・・・とグルグルとかんがえていました。
(トンチンカンでごめんなさいね、でもこんな意見も受け入れてくれるんですw)
制限時間を設けて、一通り治療を実施する
次に実施したのは30分の施術でした。私がペアになったのは山梨の水野先生で、クライアントとのカウンセリングの仕方、体の触り方や施術中の意識の働かせ方など、施術を請けながら指摘してもらいました。
実際に独立されている先生から、生の意見を聞かせていただけるのもテアティシャンアカデミーの魅力です。おそらく逆の立場で考えてみても、施術に対する意見を聞ける場というのは貴重だと思うんですよね。
治療家として独立されているほど、学びの時間やお客様の立場からの意見って貴重なはず。
ちょっと面白いノウハウとしては、美容のカウンセリングではクライアントを見上げる目線が大切だってこと。
子供と話すときは目線を同じ高さに合わせることがしますが、こういう施術の世界でもあるんですね。心理的に受け入れていただけるほうが治療効果も出やすいはず。接客面でのアドバイスは実践的で面白いです。
施術の後も、「よかった点」と「改善したらもっとよくなる点」の意見をシェアして、午前の部は終了。
午後の部は長谷先生の講義です~。またすぐにお会いしましょう!
テアティシャンアカデミー 第11回 午後の部
午後の部は長谷先生の講義になります。
今回も講義の前に意気込みをお話して、終わるときにまた感想をお伝えしていきます。1年近くかけてテアティシャンに通って改めて感じることなんですけど、考えを言葉にすることを終始大切にしているのかな。
引き寄せではないですが、「言葉にしたことは実現できる」というか、もしかしたらそういう隠れた思いを寄せられているのかもしれない・・・なんて思いました。(注:そんな狙いはないのかもしれませんが!)
↑笑顔の長谷先生。厳しい言葉を使うときもありますが、優しさが込められていて記憶に残ります。
施術の練習風景を写真でご紹介!
まずはエッセンスを使ってリフトアップの練習から。
↑実技のデモンストレーションはこんな風。
↑最初の頃を比べると、体のポジションもよくなり、それぞれに「型」のようなものができあがっているような気がしました。
↑施術を受けているのは、お久しぶりに出席された受講生。みんなの上達ぶりに驚いていました。
↑長谷先生自らモデルとなって、各個人にあわせた施術のアドバイスをして下さいました。この表情、施術する側もされる側も「全集中!」ですね。
次回、最終回は、先輩治療家の皆さんに向かって施術します!
次回の最終回は、1年間の集大成として、たくさんのお客様を招いて施術をしてきます。次回いらっしゃる皆様、ぜひ楽しみになさっていて下さいね。
まとめ
最後に長谷先生からのお話はこのような内容でした。
「テアティシャンアカデミーでは様々なレベルの人たちが集う講座でしたが、初心者向けの内容にこだわらず、あえて難しい内容から入りました。
たとえ難しい内容だったとしても、みなさんがやってきた通り、素直に覚えられるし、初心者でも“あるタイミング”で意識が変わっていくのが分かったと思います。」
そうですね、私もはじめは「何言ってるのか分からない!笑」の手さぐり状態でした。
施術の仕事をしていなければ、人の体に触れることも家族以外はないじゃないですか。それでも分からないなりに通い続けたことで、分かるようになっていったんです。
最初の頃、長谷先生が「全員できるようになるから大丈夫」と話していた理由が、やっと分かりました。
1年かけて行う講義は、受講する私にもストーリーがありました。技術を知り→理解して→体で覚えて→そして自分の考え方にまでも成長があったように感じています。
次回の施術家体験、すごく楽しみにしていますね! どこまでできるか、60分の施術が組み立てられるのか?と不安もありますが、今は楽しみでいっぱいです。
ではまた次回もお楽しみに♪
最後に集合写真も撮影しました。みんなのお顔、いいお顔です☆
第9回 テアティシャンアカデミー 午後の部
さてさて今回も「神回」となりました、テアティシャンアカデミー午後の部です。毎回何が出てくるか分からないドキドキがありますが、施術家として、一人の人間として大切な考え方を学ばせていただいています。(それは最後に記載しました)
長谷先生とイントラの先生方をモデルにクラニアルの施術
これまで複数回にわたって練習してきたクラニアルの施術。この日初めて、長谷先生を施術モデルとして練習しました。
(長谷先生の開催している数々のスクールでも、自らモデルをしてくださることはないらしく、すごく特別な回だったようです)
この日、3名の先生方(長谷先生、小林先生、内藤先生)に各人2回ずつ施術を実施。はじめは「緊張する~・・・」なんて言いながらの施術でしたが、「先生達をモデルにすることは何の意味があったのか?」の種明かしが学びの時間となりました。
↑ 各個人にあわせてコメントをお話くださる長谷先生
↑ 自分の頭を触ったり、受講生の頭を触ったり。1回目のアドバイスを受けて2回目に活かそうと手の感触を確かめています
皆さん本当に真剣に取り組んでいました!
スキルチェックとマインドの確認
ここで長谷先生が見ていたのは、「この数ヶ月の間に受講生がどれだけのスキルを身につけてきたのか?」という全員のレベルのアベレージ確認と、それから患者さんに向き合うマインドを確認されていました。
★
話は過去に戻るんですけど、ちょうど去年の今頃、長谷先生の門下生の方にインタビューをしたことがあったんです。
M野先生のお話で、「長谷先生のスクールは哲学が学びになる。目の前の患者さんにとって最高の治療家であれという哲学は、一生の宝物です」というコメントをいただいたことがあって、それがずっと頭の片隅に残っていました。
こういう考え方って、治療家に限らず、どの世界でも共通することがあるような気がします。
「一流」から見たら技術レベルは未熟かもしれないけれど、「少しでもよくしてあげたい」という向き合う気持ちというのは伝わりますし、そういう気持ちが伝わってこない施術家にはお金を払いたくないですからね。
★
この時間、受講生たちは何を見てもらっているのかを必死で考えました。
治療哲学の部分だったり、スキルだったり、あとは1回目と2回目の伸びしろだったり・・・それぞれの回答に「なるほど、そういう見方もあるのか」と、人の価値観を知ることができてよい学びの時間になったと思います。
意見をシェアすることってすごくいいですよね!
数回の講座でこれだけ変化した!
春先からテアティに通って、知識が身につきました。そしてこれだけ体にも変化が起きました。お顔のリフトアップですね。
左側がコロナの自粛期間中ということもあって、よどみによどんだひどい顔をしています。
右側はほうれい線がリフトアップして、表情もすっきりしたかな!
もっと自由でいい。私は私らしく、人生の運転手になるんだよ^^
ここからは私の感じていることを。思いの丈を書かせてくださいね。
今年から開講したテアティシャンアカデミーは、奇遇にもコロナ禍ということもあって、「自分にとって大切なものは何なのか?」を考える時期と重なりました。まるで「自分の人生の運転手」になりなさい、とでも言われているかのような時間だなぁと回を重ねるごとに感じています。
このレポートブログにも書かせていただいているように、テアティシャンアカデミーでは技術的なことをものすごく丁寧に教えていただいています。
さらに1年間もの学びのなかで、先生方や様々なバックボーンを持った受講生達と交流することで、「もっと自由にやっていいよ」「あなたはあなたらしく生きてOK」というメッセージを受け取っています。
これらメッセージは、長谷先生がいう「型にハマった治療家になるな」「少し違うと思ったことがあったら、その都度修正しながら施術をする」というコメントから私が勝手に意味の解釈をしているんですけどね。
さらに今回は、治療家哲学を教えていただいたことで「覚悟する」というメッセージも受け取ったかな。(ちょっと先生方の思惑とちがっていたらごめんなさいね)
残すところはあと2回。学べる技術はきっと身についているはず。もっと自由にやっていこう。
第9回 テアティシャンアカデミー 午前の部
こんにちは、かずぽん♪です。実は、前回お休みして、今回は2カ月ぶりの”テアティの日”でした。結構久しぶりだったんですけど、皆さんの元気そうなお顔が見られて、私まで元気がでます。
それでは早速、ブログで振り返ってみましょう!
骨格をイメージせよ
いきなり話がそれるんですけど、小林先生はお会いするごとに女性らしさが輝いている気がします。知性とか自信がにじみ出ていて素敵♥
さて、本題に戻って、午前中は「骨格をイメージしなさい」というお話からスタートしました。体の施術をするときは、当然ですが体の内側は見ることができません・・・。
・骨がどうやってくっついているのか(関節の接合部の仕組みは?)
・内臓はどのようなカタチをしているのか
・内臓はどこにあるのか
・頭蓋骨の骨の継ぎ目はどこなのか
・
・
・
などなど、ふわふわっとイメージができているだけで、詳細まで、具体的に、頭の中に描くことは・・・いまの私にはできていません。
そこで午前は、模型をじっくりと観察しながら「人間の体は平面でできているわけではない。そんなに単純ではないから、イメージしてみる」というキーワードを元に、施術の練習を行っていきました。
内藤先生も、骨盤にある仙腸関節について模型を使って説明してくださいました。骨盤のあたりは、見れば見るほど繊細なプラモデルのように、緻密に骨が組み合わさっています。
施術をするときに、立体的なイメージができないと力のベクトルの方向がイメージしにくい・・・。
ちなみに仙腸関節は、仙骨と腸骨の接合部が斜めにくっついていました。単純に重力にあわせて真下に力を入れたところで調整できないことが、よーーーく分かりました。
施術をするときの力のベクトルについて復習
基本に立ち返って、「均等圧」と「水平圧」のお話を。
骨を触るときは、均等圧で施術をする。骨格をイメージして手のベストポジションを見つけてから、力を入れやすい方向に体を動かしてます。
内臓を触るときは、水平圧で施術する。人によって内臓の大きさは違うので、水平圧で時間をかけて治療をしていく。など。
これらのレクチャを受けてから、施術の練習にうつっていきました。
施術の練習で呼吸の苦しさから解放
実は私、空気が乾燥してきたからか、呼吸が苦しくて、気管がヒューヒューと音が鳴るほどだったんです、かれこれ1週間ほども。ちょっと階段を上るのも苦しくて、苦しくて。
そんな体の状態だったので、このテアティシャンアカデミーの施術練習で「今日は呼吸をよくしてもらっちゃおう~♪」と、実は期待していました。
この日の練習ペアはすでに治療家として現場に出ている女性の先生でした。
「かずぽんさん、横隔膜がカッチカチですね・・・」と私の体を触ってすぐに辛いところを察してくれました。呼吸の辛さなどなどをお話して、横隔膜の施術をじっくりと行っていただいたところ、少ない手数で(※一撃ですよ!)一気に深呼吸ができるようになっていったんですね。
久しぶりに肺が膨らむというか、新鮮な空気を目一杯吸い込めて、とっても気持ちがよかったです。
長谷先生の門下の技術力に改めて驚いた出来事でした。
それでは午前の部はここまで。また午後の部もお楽しみに~(^^)