テアティシャンアカデミーの受講生ブログ

長谷澄夫先生が主宰するテアティシャンアカデミーに参加している受講生のブログです

第8回 テアティシャンアカデミー 午前の部(のみ!)

こんにちは♪ 今回のレポーターは、かずぽんの相棒 ともぽんです!

毎度、目をキラッキラッさせながら内藤先生と小林先生の話に耳を傾ける私ですが、今回も鼻血が出そうなくらい感銘を受けるレッスンでした。

体の仕組みや治療のお勉強に来ているのに、当スクールが伝授してくれる「治療哲学」は、生きていく上でも勉強になるお話ばかりなんです。

お話は抜きにして、まずは、手を動かしていこう!

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朝からエネルギッシュな内藤先生。そんな内藤先生の威勢の良いかけ声からスタート!

(内藤先生)「それでは皆さん、前回トライした “ 治療の一連の流れ ” を復習も兼ねてやってみましょう!」

 

小林先生がホワイトボードに「 検査→治療→検査 トータル20分!」と板書。

(内藤先生)「何を施すと良いのか、相手の体と心と対話しながら、やってみましょう!」

 

これまで教えてもらった検査方法は何パターンかあります。例えば足の重さ、頭の重さ、内臓の状態、背骨や骨盤の硬さなどをリスティングする方法などなど…。

「ここで大切なのは、最初に検査した方法を最後も行うことです」と内藤先生から貴重なアドバイスがありました。

「検査をして、治療をして、治療の結果が出ているかどうかは、同じ検査をして分かること、検査も治療もたくさん方法があるからといって、時間をかければかけた分だけ効果が出るとは限りません。しっかり患者さんの状態を見て必要なことをしてください」

20分という限られた時間の中で、いかに効果を出すか、効果を出せるか、訓練するのみ。

「治療の順番、内容においては正解はありません。正解はありませんが、覚えたことを“と・り・あ・え・ず” するではなく、相手の体と心と対話しながら治療を考えてみましょう」

 正解があると思うと、その正解に近づこうと考えて、相手を診る前に先生の視線が気になります(笑)ですが、正解がないと言われるだけで不思議と相手の体に集中できるんです。

ここでちょっと余談を

ともぽんは、約数年前、エステティシャンとして働いていた経験もあり、技術を覚える際には各社の研修を都度受けてきました。マニュアルにそって施術をするのが基本で、人によって施術を変える!なんてことはNGの世界でした。

マニュアルを暗記して座学も暗記して、テストでそれなりの点数を取れれば接客に入れます。

施術時間も60分、90分のトリートメントを覚えていたので長丁場です。

 

日本手技協会の施術は長くても20分ほどです。

短い時間で結果を出すことができたら、相手も自分も負担なく治療が行えるのです。


治療のレシピを発表!

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「さ、皆さん、どんな治療をしたか発表会をしましょう!」

(内藤先生)「他の人がおこなった治療をしっかり聞いてくださいね。検査の結果、どういう治療を施して、どんな結果が出たのかを聞ける大変貴重な時間です」

さらに聞いている人は、内容を聞いて疑問に思ったことを質問をしてみる!という試みです。

仲間が検証したデータを共有してもらうことで、自分のデータとしても蓄積できます。仲間と情報交換ができる貴重な機会となりました。

「私はできる!ちゃんとやれる人!」という意識で!

治療を実施してみることで、自分の足りていない部分が明確になります。これは、自分の手と頭を動かしてみないと気づけないことです。

テアティシャンアカデミーには治療家の先生が何人も通われているので、素人の私とは知識も技術も雲泥の差があります・・・治療家の先生に私が治療をする!?なんて考えただけでも緊張しちゃうはずなのに・・・。

なんでやってみよう!と思えるんだろうと改めて考えたとき・・・

 

(小林先生)「できることをやればいい!私はできる!ちゃんとできる人!って思ってやることが大切なんです。そうすれば必ず結果が出ます」

 

当スクールでは治療家として持つべき哲学をしっかりと教えてくださるからなんです。

 今回も午前中のみの参加となりましたが、大変実りのある時間でした!